《篆刻コース》
篆刻を学び、雅印を作成するコース


篆刻の楽しみとは
篆刻とは印を彫ることを指しますが、印の形ができればハイ完成、というわけには行きません。そこは芋版や消しゴム印と違い、書と同じく「文字表現」という崇高な美意識が働いています。
篆刻の楽しみは、この美意識とリンクしており、大きくわけて以下の3つあります。
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①文字を構成する楽しみ
篆刻で扱う篆書は、象形文字の要素が強く、とてもバラエティに富んだ書体です。
四角い印の形の中に、文字をどのように収めるか。様々な形の字を参考にして、自由な造型感覚を駆使して、適した形を模索します。その中で、小さな四角の中に美意識を凝縮させていく楽しみを実感出来ます。
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②印を彫る楽しみ
ある意味で篆刻の原点とも言える、彫る楽しみ。印刀を石に食い込ませてガリガリッと彫る感覚は、平面に字を書く行為以上に人をワクワクさせるものがあります。
時折、意図せず石が欠けてしまったりしますが、それが却って自然石ならではの味わいとなっていきます。
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③印を押して使う楽しみ
最後に、彫った印を押す楽しみです。出来上がった印は、年賀状や手紙に押したり、蔵書に蔵書印として押したり、名刺にあしらったり、発想次第で様々な使い道があります。
白い空間にポンと印が押されると周りの余白が引き締まるような効果があります。また、朱で押された印が添えてあるだけで、雰囲気がガラッと変わることが多々あります。
色んな物に押して生活に新たな彩りを加えてみましょう。
展覧会を主とした作品制作
篆刻は、書芸術の一部門として美術展や書道展で作品を見ることができます。今日の篆刻作品では6〜7センチほどの大きさが主流です。広い空間の中で文字を組み合わせ、様々な意匠を凝らして作品を構成していきます。
故事成語の中から好きな言葉を選び、甲骨文・金文などの象形文字を活かしたユニークな構成から、印篆・小篆を駆使した正統で精緻な作風まで、作品制作の楽しさは多岐に亘ります。
当教室では積極的に作品制作の指導を行っており、展覧会出品に意欲のある方の入会を歓迎します。
※原則として、 謙慎書道会展および 文京区書道展へ出品していただきます。
故事成語の中から好きな言葉を選び、甲骨文・金文などの象形文字を活かしたユニークな構成から、印篆・小篆を駆使した正統で精緻な作風まで、作品制作の楽しさは多岐に亘ります。
当教室では積極的に作品制作の指導を行っており、展覧会出品に意欲のある方の入会を歓迎します。
※原則として、 謙慎書道会展および 文京区書道展へ出品していただきます。
自由な雅印制作

書道の落款印、手紙や年賀状などに押す遊印、愛蔵書へ押す蔵書印、名刺にあしらってマークのように使うことも可能です。
※原則として、三圭社発行の 『楽篆』への出品課題を指導します。
《刻印の様子》
《テレビ番組での紹介》 テレビ東京「L4you!」(旧「レディ―ス4」)